Q1インプラント(バッグ)挿入術とは?その適応は?
脂肪注入よりも1度の手術でアップできるボリュームに優れ、計算がある程度でき、術後減ることはありません。以下の方に適応があります。
1.一度の手術で確実にバストを2-3cup以上アップしたい方
2.お悩みがバストだけで(部分痩せ目的の脂肪吸引を希望せず)異物への抵抗がない方
3.取れる脂肪量が少ない見込みの方
4.乳がんで乳腺や乳房を切除された方
5.既にインプラントを挿入されていてその交換をされたい方
Q2その効果は?
バッグの破損や内容物漏出、被膜拘縮、位置異常、変形、感染、ご本人様の抜去・交換の希望等が無ければ効果は半永久です。つまりバッグそのものの耐久性(針で刺される、肋骨骨折、銃弾被弾等で破損した例が報告されています)と合併症の有無、ご本人様の御意向等によって決まりますので、最初のメーカーやバッグ、手術方法選びが重要になります。
Q3他の方法との違いは?他院との違いは?
脂肪注入法との違い
: 脂肪注入の生着率には個人差があり効果が不安定であるのに対して、バッグプロテーゼ挿入術は確実にバストの大きさを2-3カップ程度は大きくできます。乳がん切除後の瘢痕やバストの皮膚が硬い症例て、脂肪などの自己組織の場合では到底バストアップが困難な症例でも、バッグプロテーゼ挿入術の方がある程度の皮膚エキスパンダー(皮膚を伸ばす)効果が見込めます。
SUB-Qとの違い
:SUB―Qは高分子ヒアルロン酸でできていてそれ自体は一見安全に思えるのですが、効果持続期間も数ヶ月しかなく、不自然で浮腫んだ様なバストになることもあります。しこりができることもあり、注入されたものを完全に除去できない場合があります。次にバッグを挿入する時に癒着が高度になり易く、剥離の際出血のリスクが高くなり得ます。(当院では扱っておりません)
他院様との違い
:当院のバッグプロテーゼ挿入術は世界最先端の一流メーカーインプラントを使用したオーダーメイド手術をご提案しております。加えて、乳腺下法・大胸筋膜下法・大胸筋下法の三層を適応からお選び頂き、最も傷が目立たない腋窩のシワに一致した部位から挿入しています。また安全面にも充分配慮し、危険な手術器具は用いない様にしております。過去約500例の自験例では、位置異常や感染、神経損傷による麻痺等の合併症は1例も起こっておりません。被膜拘縮も血腫発症例を除いては起こっておりません。
Q4メリットとデメリットは?
メリットは、やはり確実さです。今のインプラント製造技術は格段に進歩しており、安全重視でかつ自然に限りなく近づいてきております。国際的にバッグメーカーも増え、サイズや形も充実していて体格にフィットしたものをオーダーメイド感覚で選べるようになりました。デメリットは左右差改善や谷間形成がしづらいことです。(結果的に谷間ができることが多いのですが、内胸動脈の穿通枝があり剥離リスクが高いところです)また、痩せすぎている人は大胸筋下層に挿入してもrippling(凸凹)がどうしても出てくる場合もあり、何らかの不自然さが出てくることがあります。
Q5方法は?
当院では世界最先端の一流メーカーインプラントを使用したオーダーメイド手術をご提案しております。例えば痩せている方は、バッグの不自然さを回避するためには少なくともアナトミカル型かハイプロファイルのラウンド型でサイズをオーダーする必要があるかと存じます。ご参考までに、https://bag2.k-biyou.com/をご覧下さい。現在、形・大きさ・柔らかさ・高さが選べる一生涯一流メーカー保障付の高級バッグプロテーゼがご注文頂けます。一度御来院の上カウンセリングを受けて下さい。
Q6手術時間の目安は?
平均1時間10分(最短45分)程度です。止血や剥離に手間取っても1時間30分以内に殆ど終了しています。バッグの入替えでは最大プラス30分(平均20分)程度かかることがあります。バッグ抜去のみでも約1時間はかかります。全身麻酔を用いると2時間程度かかることもあります。
Q7ダウンタイムは?
麻酔による腫れがひくのに約1週間、炎症による腫れや内出血がひくのに2〜3週間、ごく稀ですが血腫や感染が起こったり、傷が開いたりした場合の治癒期間は更に数週間かかることがあります。術後3日間は安静にし、上腕の負荷や腋が擦れるようなこと(掃除機をかける・洗濯物を干す・重いものを提げる・長距離自転車や自動車を運転するなど)は避けて下さい。通常7日後の抜糸が終われば傷にテーピングを施し、約1ヶ月間続けて下さい。7日後から入浴や飲酒も可能となります。
Q8傷跡は?
傷は通常、腋のシワに一致させたところに4〜5cm(バッグが大きいと5〜6cm)つき、残りますが普通1年程度で目立たなくなります。ごく稀に傷が開いて肥厚性瘢痕が合併したり血腫や感染等で瘢痕拘縮が起こると目立つ傷になります。また日焼けやレーザーで色素沈着も起こることがありますので、ご注意下さい。当院他院を問わず万一傷が目立つようになった場合には、一度当院に御来院の上、診察を受けて下さい。
Q9入院・通院は?
術後に問題がなければ7日後の抜糸日に診察を兼ねますのでいずれも特に必要ありません。万が一合併症が起こった場合にはすみやかに開院時間内に御来院下さい。当院では無料アフターケア制度があり、合併症が起こった場合に対応しています。
Q10痛みは?
術前の前投薬で痛みの閾値が上がり、痛みが軽減されます。局所麻酔の時にチクチクする程度ですが、カニューレ挿入時にも多少鈍痛があります。(全身麻酔の方が術中に全く感覚が判らない為に神経損傷による乳頭等の間隔麻痺や異常が起こることが比較的多くあります)術後数時間経過して筋肉痛、2〜3日は打撲痛程度、その後数週間は筋肉痛程度の痛みが続きますが、通常全て軽快・治癒します。バストも多少腫脹感や熱感が数週間続きますがご心配ございません。
Q11手術後の注意事項は?
禁止事項:術後3日間上腕の負荷や腋が擦れるようなこと(掃除機をかける・洗濯物を干す・重いものを提げる・長距離間自転車や自動車を運転するなど)は避けて下さい。
術後7日間の入浴・飲酒・運動・圧迫を自分で剥がすこと・うつ伏せも禁止です。
術後7日間のブラジャー装着は禁止です。その後も1〜2ヶ月間はフルカップで締め付けたり寄せ上げたりしないスポーツブラ(の様なブラジャー)にして下さい。

した方がいいこと:手術後4日目のチェック来院(通院)
傷に垂直にテーピングを約1ヶ月間施します。(抜糸時にご指導させて頂きます)
以前、被膜拘縮発症歴のある人や予防したい人は1ヶ月後よりうつ伏せを積極的にした方がいい場合があります。
するべきこと:抜糸後の腋上げストレッチ(バンザイ)運動(抜糸時にご指導させて頂きます)
Q12仕事は?
通常のデスクワーク等のお仕事なら3〜4日すれば可能ですが、その頃には腫れはまだ残っています。術後3日間は上腕の負荷や腋が擦れるようなこと(掃除機をかける・洗濯物を干す・重いものを提げる・長距離間自転車や自動車を運転するなど)を避けて下さい。激しい運動を伴うお仕事に従事する人や手術部位を露出する方は最低2週間程度のお休みが必要です。
Q13シャワーは?入浴は?洗顔・洗髪は?
術後7日間の入浴は禁止です。シャワーは翌日から可能ですが洗髪時に圧迫部や傷を濡ら
さない様にして下さい。また急にバンザイしたり腕や大胸筋に力がかかり過ぎる様なことにも制限がつきますので
、パートナーや美容室で洗髪してもらった方が実際は楽です。
Q14リスク・合併症は?
通常は軽度の内出血や腫れが数週間続く程度で済みます。稀な合併症として、血腫、感染、傷が開く、乳房・乳頭の神経損傷による麻痺または感覚障害、瘢痕拘縮、被膜拘縮、肥厚性瘢痕、バッグの位置異常、バッグの破損や内容物の漏出、気胸、貧血、などがあります。これらのうち約500例の自験例では血腫4例、被膜拘縮3例(入替えを要した例は2例)、貧血1例でした。その他の重篤な合併症は起こっておりません。
Q15合併症の治療法は?
他院で処置を断られ治療してくれなかった場合にも、一度当院にご相談下さい。当院での
手術によるものは無料アフターケア制度があり、合併症が起こった場合に対応しています。
血腫:圧迫を続行することで多少改善しますが、軽快するには数週間〜1ヶ月前後かかることがあります。擦ったり重いものを提げると引き攣れや再出血等更に悪化することがありますので、刺激を加えないで下さい。著しい場合には緊急処置が必要です。創を開き血腫を除去・洗浄・止血・再縫合・止血剤および抗生剤投与します。放置すると皮弁壊死や感染、被膜拘縮や瘢痕拘縮等が起こる可能性があります。
感染(化膿):緊急処置が必要です。局所の腫脹、熱感、発赤等を生じた場合にはすぐに来院してください。バッグまで感染が及んでいたら抜去する必要があります。創を開き排膿・抗生剤洗浄・再縫合・経口抗生剤投与します。放置すると敗血症になる可能性があります。
傷の「し開」:緊急処置が必要です。傷口が開いた場合にはすぐに来院してください。創を抗生剤洗浄・再縫合・経口抗生剤投与します。軽快・癒合するのに時間が掛かります。
神経麻痺:過去の自験例でも起こっておりません。多くは局所麻酔薬による一時的なものですので時間が経過するにつれ自然軽快しますが、万一数日経過しても軽快しない場合には来院して下さい。
目立つ傷跡(瘢痕)、瘢痕拘縮(引攣れ)、被膜拘縮、バッグの位置異常による左右差:
当院ではこれらの合併所が起こらない様なデザインおよび手術を施しておりますが、瘢痕拘縮や被膜拘縮は稀に血腫や感染、擦過、過度の炎症等でも生じることがあります。少なくとも3ヶ月以上経過して再手術した方が良好な結果が得られ易いと言われます。当院他院を問わず万一目立つようになった場合には、一度当院に御来院の上、診察を受けて下さい。
Q16麻酔は?
乳房片方あたり希釈した局所麻酔を約400cc用います。これはインプラント豊胸術専用に開発され更に日本人用に改良したもので、当院オリジナルの安全配合比率に設定し患者様の体格に合わせた使用量を用いています。一方、局所麻酔の利点は痛みを緩和するのみでなく、腫れさせることにより局所の出血を抑え、血管収縮薬で更に止血し、神経損傷も回避できます。他の麻酔方法に全身麻酔や静脈麻酔等がありますが、呼吸抑制や血圧変動、不整脈や喘息誘発などの合併症を引き起こすこともあります。
Q17術後の検査は?レントゲンに写るの?
豊胸インプラントが原因で乳癌や自己免疫疾患にはならないという医学的疫学調査結果があります。手術後にインプラントが原因で病気になることは無く、授乳にも影響はありません。(手術直後やバッグ内容漏出が起こった場合は例外です)従って、通常検査の義務付けはありませんが、40歳以上の方は定期的に乳癌検診をお受けになることをお勧めいたします。通常のレントゲンには殆ど写りませんが、マンモグラフィー・CT・MRI・エコーには異物は写ります。(逆に写らないと穿刺などの場合にバッグ破損になりかねません。)また、通常乳癌描出の妨げにもなりません。
Q18手術料金は?
手術料金表
Q19効果持続期間は?
バッグの破損や内容漏出、感染、被膜拘縮、ご本人様の希望抜去がなければ効果は※半永久です。乳癌発症や事故等による怪我でバッグを除去されたり、破損することもあるかもしれませんが稀です。乳癌切除後でも再建できることが多いので、当院他院を問わず一度当院に御来院の上、カウンセリングをお受け下さい。※注1(半永久=個体寿命まで)
Q20素材の成分は?身体に害はないの?
現在の最新のバッグは、外膜が3重・4重・5重膜構造のものまであり、うつ伏せやスポーツなど日常行為でも破損しないような頑丈で安心なものになっています。製造工程で振動や衝撃の耐久テストをパスしています。また、外膜表面はテクスチャード構造といってザラザラしており、被膜拘縮が起こりにくい構造に加工されています。1992年の医学的疫学調査で豊胸インプラントが乳癌や自己免疫疾患の原因にはならないという調査結果があります。手術後に授乳にも影響はありません。(手術直後やバッグ内容漏出が起こった場合は例外です)。従来のバッグの内容物にはオイル状シリコンや安全が未確認なものもありましたし、国によっても認可制度や自国産業保護政策等により一貫しておりませんでした。然しながら近年、内容物に関しては、ジェル状のシリコンが主流となり、万一破損してもほぼ全て回収できるようになりました。(これには回収する特別な手術技術が必要です)
Q21個人差の凡その範囲は?
例えば同じ200ccのバッグを挿入しても、実は何カップバストアップするかは多少の個人差があります。200ccのラウンド型バッグなら凡そ今のサイズより2カップアップします。実物を実際に胸に当ててサイズを測ることができます。一度当院に御来院の上、カウンセリングをお受け下さい。
バストのカップ数は以下の様に一般的に定義されていますが、下着メーカーによっては多少異なります。
TB <UB +10.0cm → AA, AAA
TB =UB +10.0cm →A
TB =UB +12.5cm →B
TB =UB +15.0cm →C
TB =UB +17.5cm →D
TB =UB +20.0cm →E
Q22保証やアフターケアは?
合併症が生じた場合には処置やアフターケアを全て無料で致します。(再手術は時期の制限や適応基準があります)結果に満足されない場合や術後の後戻り、合併症により抜去した後の再挿入手術や他の方法を併用する場合には原則有料となります。
Q23再手術は可能なの?再手術までの期間は?
再手術は前回の手術から3ヶ月以上経過していれば充分可能と思われます。ごく稀な例外に、同一箇所を傷つけると瘢痕拘縮が起こりやすい場合もあります。被膜拘縮が起こっていれば別の層に挿入するか、被膜解除手術をしなければなりません。詳しくは一度御来院の上、診察をお受け下さい。
Q24他院手術後の修正は?
多くが被膜拘縮や位置異常、バッグが旧式で不自然などの理由ですが、どのような理由でも殆ど解決方法を申し上げます。リスクとの兼ね合いでごく稀に手術しても治癒が困難な場合やご本人様が拒絶される場合もあります。痩せている人でバッグが浮き出るなどの不自然なバストでお悩みの方は、完全に自然なバッグというのが無い以上、何らかの不自然さは残ります。アナトミカル型に変える方法が第一選択ですが、診察してみなければ最終的に診断できません。一度御来院の上、診察をお受け下さい。
Q25感覚は?スポーツは?セックスは?授乳への影響は?人にばれる事はないの?
自験例では感覚障害が後遺障害になった人はいませんが、術後暫く麻酔のせいで感覚が不完全になる時期があります。セックスも1週間経てば恐らく問題なくできますが、バストのマッサージは被膜拘縮が起こることがありますので炎症が治まるまで1ヶ月以上禁止して下さい。風俗関係のお仕事に勤務されている方は数週間〜1ヶ月程度のお休みが必要です。もちろん将来の授乳にも影響や問題はありません。腋の傷跡が目立たなくなるまでは腋にテーピングをして肥厚性瘢痕をしっかり予防してください。



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